■疑問あり■劇団四季キャストボックス廃止の公式説明について [劇団としての四季へ]
今日は土曜ソワレのウエストサイド物語の観劇記をと思っていたが、劇団四季公式HPにて先日来の「キャストボックス廃止」騒ぎにつき、公式説明があがっていたので、予定変更としたいと思う。
劇団四季 四季なびgation - 最新ニュース『四季ホームページ「キャストボックス」等の変更について』
廃止の理由は2つ。
- キャスティングについての脅迫が劇団はおろか俳優個人にも届いている。→ 迷惑行為への対策。
- 「四季の会」規約第5条で禁止している「チケットの営利を目的とした転売」を犯す行為への対策。
と解釈した。自分の読解力に問題があるようならご指摘いただきたい。
四季の公式説明には、疑問あり。
- キャスティングに対する脅迫があるなら、事実としてのキャスティングによるもので、事前の開示は無関係。時間の問題でしかない。また、迷惑行為への対策としては同じ理由で効果無し。
- 「転売」の犯罪性は所謂「ダフ」行為=買い占めて、マージンを乗せて転売することにある。転売の際に、「キャスト」により転売の難易はあるだろうが、それは正規販売と同等の市場原理にのっとったもので、それ自体は「転売」とは無関係。なぜなら、ダフ屋は「よいキャストでも自分では観ない」のだから。買占め時に発生するリスクは同じ。ちなみに、善意の個人が様々な状況で観劇困難になった時、それを購入等価で転売することには犯罪性もなければ、規約5条の「営利を目的とした」ものにもあたらないと思う。キャストに依存した個人の転売は自分は後者と考える。
自分の結論は、四季の公式説明は、説明として間違ったことを言っている。論理的に成立しない。というものだ。
キャストボックス廃止へ:番外編:元四季ファンの視点 [劇団としての四季へ]
昨夜の記事で、「これで完結」と宣言したばかりですが。。。。
いくつか、いただいたコメントも含め、周囲に「もうひとつの視点」があると思い、そのことに触れます。往生際悪いです、申し訳ありませんm(__)m
それは、月曜から数日の「キャストボックス廃止」の一件を冷ややかに見つめる、「元四季ファン(モトシキさん)」の視点です。
劇団四季「キャストボックス廃止」について [劇団としての四季へ]
昨夜は、ちょっとした感傷として記した、我が愛する劇団四季のキャストボックス廃止事件。
その後、あちこちのブログを巡回しているうち、自分もちゃんと意見を表明してみようかな?という気持ちになった。結構、見ているうちにブロガーの皆様の「思い」みたいなものが伝わってきて、ささやかなロングテールなブログであっても、日頃ブログで観劇のことなどとりあげているわけで、ちょっと共感してしまった次第。
ざっと、Googleのブログ検索で過去一日で引っかかる記事をひろってみて、皆様の意見を以下のように概観した。(ちなみに、自分の昨夜の記事は検索されず(^^; グーグルハブ?)。