名古屋2007年2月(4):エビータ観劇 [観劇の記録]
先日の3連休に行った名古屋旅行。
恒例のひつまぶしを食べ。。。。
参照>>「名古屋2007年2月(2):あつた蓬莱軒 神宮南門店」
おなじみのヒルトン名古屋にチェックインをし。。。。
参照>>「名古屋2007年2月(3):ヒルトン名古屋」
一休みをして、いざ、隣の新名古屋ミュージカル劇場へ。エビータの観劇は、昨年秋、東京の秋劇場以来だ。
参照>>「エビータ06秋劇場」
ヒルトン脇の新名古屋ミュージカル劇場。入り口のメインの支柱はエビータの写真が飾られていた。場面は「空を行く」かな?キャッツの時には、通算回数となっていた場所。
今回の名古屋旅行のひとつのきっかけは、エビータの名古屋公演でバレンタインに絡めた土日のプレゼント企画をやっていると聞いたこと。
http://www.shiki.gr.jp/navi/eventinfo/000612.html
(以下、劇団四季HPより引用)
『大人のソワレ企画 ~バレンタインまで待ちきれない~(「四季の会」会員限定企画)2月2日(金)~10日(土)までのソワレ公演にご来場の「四季の会」会員の皆様に素敵なグッズをプレゼント!! バレンタインを前に会員の皆様だけに常に美を追求したエバから真心込めたプレゼントを差し上げます。あなたもエバと一緒に美しくなりませんか?』
今回の名古屋のプレゼント企画。期間中ソワレを観劇した会員にプレゼントされる。大人って。。。。中身は化粧水のようだ。
プレゼントの中には、油とり紙がセットされていた。パッケージは劇団四季のエビータデザイン。これは記念にとっておこうと思う。
てなわけで、無事に「大人のソワレ企画」は押さえられた。
さて、観劇の感想だが。。。
エビータをみるのは何回目だろうか?古くCDにしてはなじみの深い演目にも関わらず、初見が2005年の東京、秋劇場だから、まだ10回はみていないと思う。ありきたりだが、1幕と2幕のラストに心躍る秀作だ。作品評は以下に。
参照>>「my shikipedia - 私の劇団四季評: 私の「エビータ」評 」
自分の初見は井上チエビータの初演。以来、自分のエビータは井上智恵がどうエビータを演じるかが主題となっている。
参照>>「my shikipedia - 私の劇団四季評: エビータのキャスト評」
初のタイトルロールで予想外の好演を果たし、「チエビータが降りてくる」とアルプで語っていたように、あきらかに憑いていた井上エビータ。カサロサーダの宮殿で「共にいてアルゼンチーナ」を熱唱しながら感極まって涙し、次の「空を行く」の場面で涙をぬぐっていた姿や、ラストの迫真の演技は自分に静かに重い感動を与えてくれた。何よりもそれが忘れられない。
さて、今回のキャストは。。。。。。。
総評としては、芝清道は相変わらず絶好調。エビータ智恵蔵は貫禄が見え、男性アンサンブルは未熟だった。
東京との大きな違いはペロンが下村→佐野に変わったこと。下村ペロンが卑怯で小心者でエビータとの関係も打算だったとおもわせるキャラで、下村の女性的な部分が抜群にそれを浮き出させていたが、佐野ペロンは真っ直ぐで純粋そうで、本当にエビータを愛していそうなとても好青年(中年)のペロンだった。弱気なところも、「表面強い人間にも実は弱さがあるものだ、それを支えるエビータは良き妻だ」と思わせてしまう。役者によって役どころも変わってしまうのが芝居の面白いところだ。どっちが本当か?といえば、下村ペロンではないかと推察するが。
そして、チエビータ。すっかり役が板につき、演技を演技としてしっかりこなしているように思えた。安心してみていられるようになったし、1Fのかなり近い列でみたのに、これまでよりかなり「客観的」に芝居をみたように思う。きっと、上手になったのだろう。ただ、自分は少し淋しくもある。初演の時の、いっぱいいっぱいだったけど、気持ちが高ぶり、その分「入って」しまい、それに共振するように見ている自分も「入って」しまった、その時、その空間。それが忘れられない。自分もエビータが初めてだった、そんな不思議な共感もあったのかと思う。いまさら、そこには戻ることもできないのだろうが。
いろいろあるが、しばらく見ないと忘れているが、見るとやはり秀作と再認識する。みれば、その時ごとに違う部分もある。名古屋で見ることができて、やっぱりよかった。
さあ、観劇というイベントも無事果たし、夕食だ。栄の街に出て、手羽先を食べる。先日の新宿の山ちゃんと食べ比べをおこなうべく、「風来坊」に向かうのだ。
参照>>「名古屋2007年2月(5):「風来坊」塩味の手羽先」
to be continued....
いろんなblogでのエビータ名古屋レポ;
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みかん星人の幻覚: 『エビータ』 @ 新名古屋ミュージカル劇場 : 『二幕のバルコニー・シーンが凄かった。なにが凄いって、、、客席に下りた役者達の声が、凄い。』
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So-net blog:HINA’S BLOG:走れば15分 : 『大人のソワレ企画 ~バレンタインまで待ちきれない~ の素敵なグッツ。デス。1982年「エビータ」初演の時、カネボウさんとタイアップしていたのよ。』
TBありがとうございます。
7日は、リハ見+大人の~と1回で、2度おいしいソワレに
行ってきました。
残すは、名古屋楽日のみです。
♪次はどーする っていう状態です。
先ずは、味噌煮込みうどんを食べて来ようと考えております。
by 神童ヒナ (2007-02-19 21:41)
>ヒナさん
こちらにコメントありがとうございます!
楽日もですか。。。いいなぁ。役者の気合が違うでしょうね。
もちろん客席のノリも。
是非とも行かれんことを。。。「オレは知らない」とは決して云えぬ。。
味噌煮込みうどんと共に堪能してきてくださいね(^^)v
by かるきん (2007-02-20 01:23)
行ってまいりました。
が、いっしょに行った友人と以前、栄で「味噌煮込みうどん」を
食べていたので、今回は「ひつまぶし」を食してまいりました。
本当に「次はどーするー」という感じです。
by 神童ヒナ (2007-02-27 00:27)
>ヒナさん
千秋楽、行ってきたようですねぇ。ブログ読ませてもらいましたよ。渾身のレポでした!すごいぞ、芝清道(笑)
ひつまぶしもおいしそうでしたね。私的には、名古屋は「ひつまぶし」が一番です(^-^)
by かるきん (2007-02-27 22:04)