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五反田(大崎)キャッツ2周年 [観劇の記録]

2006年11月11日(金)ソワレ、五反田のキャッツシアターでの2周年記念にあたる公演を観劇してきた。

昨年のちょうどこの日、1周年記念もここに居た。大入り袋に記念のコースターが配られ、カーテンコールには、特別の演出が見られた。最後は99%総立ちの盛り上がり、みんな、評論よりはここに参加できたことに歓びを覚え、自ら盛り上がっていたように思えた。

参照>>「五反田(大崎)キャッツ1周年」

2周年の記念日にも是非ここにいたいと思い、次の発売日にまた必死に挑戦をして、かろうじてジェリクルギャラリーの一角に席を確保したものだ。

五反田にキャッツシアターができて以来、自分は何かの記念日にキャッツを観にいくようになっている。誕生日、結婚記念日、1年の節目の元日や大晦日も。
参照>>「ネコで終わり、またネコで始まる」

キャッツは観にいくもの、評論するものというより、自分にとっては、その時々の思いを持って過ごすところだ。もちろん、話を聞いてくれるマスターがいるわけではない。決まったストーリー、決まった演出で演じられる芝居である。でも、昔にそこで感じたもの、その時の気持ちや貰った元気や、ふっと救われた気持ちなどを思い出す。だから、何かの記念、節目の時は、そこに居て、また、そんな記憶を積み上げたい。なじみの空間なのだ。
参照>>my shikipedia - 私の劇団四季評: 私の「キャッツ」評

記念日はキャッツ。そして、この日はキャッツシアターの記念日だ。2周年。

劇場の表は記念日でも特別な装飾も表記のひとつもなかった。これは1周年同様。ただ、1周年の時は大入り袋が配られ、中身はゴムのコースターだった。今回はどうだろう。


お!入り口のモギリの隣でお姉さんがなにやら配布している。

やはり今年も配られた!大入りとは書いてないが。

2周年であると共に、日本での公演の23周年なのだ。

 

2周年記念の大入り袋の中身。今年は、ペンダントトップ?チャーム?
光の関係で黒く映ってしまったが、表面は鏡面。銀色のピカピカ。小さくてしょぼいかと思ったものの、去年はゴム製。今年の方がグレードアップしているのかも。小さい葛篭の方が高価なもの。

キャストは、記念日を前に充実度を増してこの日を迎えたように思える。主としては、エビータの俳優が一時ここに廻って来ているのが要因なのだろう。

キャスト表 

芝マンカス、井上グリドル、趙マンゴ。久しぶりの役どころ。ダンスや決められた振りから見ると、ちょっといい加減かな?と思われるものの、自由でのびのびと楽しげに演じていた。そこに高倉タントや滝ちゃんのデミータも戻ってきて。今はタガーの福井さんも含め、五反田以前の懐かしいキャッツを思い出す。メインでない場面でみせるひとつひとつの仕草に、ここが自分の家だというような、馴染みのものを感じる。帰ってきて、共に居て、時を共有するその場にとって、大切な感覚だ。

特別カーテンコールは1周年同様、ケーキが登場。いや、タイヤがケーキに変身。、「ハッピバースデ~、トゥーキャッツ...」と歌いながらキャンドルを灯すところも前年を引き継いでいる。今年は、なんと!マキャビティ登場。蜘蛛の子を散らして逃げた後に残されたキャンドルを、とまどうようにケーキにセッティング。マキャが去ると途端にサンバのリズムでジェリクルキャッツが踊りまくり、最高潮の中、Aniversaryの垂れ幕。楽しい演出だった。

その後、通例のカーテンコールも、最後は劇場の99%が総立ちに。今日は簡単に引き下がらないぞ、延々と拍手が続く。奥の手のタガーとマンカスのお掃除シーンも玉砕。引き際のつけかたが難しくなったが、最後、タガーがデコレーションのイチゴをかじり、みんなでイチゴを撤収して、その日は引けることとなった。とにかく、この日の観客は執念深かった。。。やはり今年も。。。みんな、評論よりはここに参加できたことに歓びを覚え、自ら盛り上がっていたように思えた。

次の発売日にまた必死に挑戦して、3周年の記念日にも是非ここにいたいと思った。





いろんなblogでのキャッツ2周年レポ;


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コメント 2

AYA

昨日はどうもでした~。
いや~もうあの猫たちに拍手!
記念日恒例のしつこい拍手(笑)も相変わらずでしたね。
そうそう、五反田以前の懐かしいキャッツでした。
そうなんです。
私が大好きで大阪まで通ったあのキャッツだったのです。
次の先行で、私もまた3周年取りますよ。
でも、多分それ以外にも最前列狙ってみようかと思いました。
「猫」になっている役者が出てきていると思うと見たくなる。
久しぶりに猫熱少し復活しました(笑)
ソワレはタガーが苺をかじって、撤収!?
やはりマチネとは違いますね~。
by AYA (2006-11-13 00:32) 

かるきん

>AYAさん
趙マンゴだけで見る価値あり!が良くわかりましたヨ。自分の好きだった懐かしいキャッツに会えたようでした。記念日はやっぱり楽しいな。

最前列狙い、いいですねぇ。あそこは特別。自分の視線が違いますからね。

私も、ネコ熱下降気味でしたが、ちょっと取り戻しました(^^;
by かるきん (2006-11-13 01:00) 

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