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ポーリ~~~!!! [観劇の記録]

クレイジーフォーユー(CFY)を見るとき、自分はボビーになっている。
その思いは以前にも書いたとおり。

デッドロック行きのチケット
デッドロック行きのチケット②

ポリーにひと目ぼれした "Shall we dance?" の場面では、一所懸命ご機嫌をとり、初めてのデートにときめき、ポリーの心を溶かし、キスした自分に歓喜の叫びをあげる。"Embraceable You"の場面では、愛しいポリーに迫られ、「今の自分はザングラーだ」と拒絶する理性と本能との葛藤に苛まれながら、結局腰が抜け、ヘロヘロになってポリーを抱きしめる。そして、"They can't take that away from me"の場面では、恋したザングラーが自分であったことを許せないポリーの傷ついた心の壁にさりげなく思いをぶつけつつ、向き合うことができず、ニューヨークに帰る。その未練。振り返るたび、ポリーは顔を背ける。わだかまりを越えられない、その切なさとともに。。。。

そして、ニューヨークで抜け殻のように過ごすボビーが誕生日に母からもらう、ザングラー劇場。「信託物件証書」。あこがれのザングラー劇場を手にした時、それを恋人のためになげうったザングラーと、わすれられないポリーに胸を突き動かされ、ボビーはデッドロックに飛んでいく。母のプレゼント「信託物件証書」を破り捨てて。その時、ボビーは叫ぶ「ポーリ~~~!!」。。。。

今日は、久々のCFY観劇。最下手ブロック2列目。まさにその叫びを目の当りにするボビーポジションでの観劇だった。自ずと自分はボビーになる。

そして、奇跡は起こった。ポリーへの思いに破り捨てて、投げる「信託物件証書」が客席のボビーたる自分に投じられたのだ!

 

ボビーが「Nice Work If You Can Get It」の場面で、破り捨てる信託物件証書。はじめてGET!!

連れは反射的にキャッチすべく手をだしたが、及ばず、オデコでヘディング、落下する破片を口でくわえて捕獲したという。まさに執念だ(^^;

その破片。広げてみると、まじめに信託物件証書を再現したようなもの。何重にも折、それをいくつかに細分したもののようだ。ビローンと開いた表裏。小道具さん、手抜いてないね。いい仕事してます。

信託物件証書破片(表裏)

本日のキャストは、このとおり。正直、今回の東京開幕当初のキャストが懐かしい。より遡れば、保坂&加藤の時代のキャストが思われる。だが、それは夢のまた夢。

キャスト表

キャストには触れまい。強いていえば、若いのにユージーンの三宅君は予想よりよかった。

でも、とにかく観てよかった。いつもそう思う。絶対に楽しい気分にしてくれる。作品がいい。大好きだ。

そして、今回はお土産ももらった。よかった。


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