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小樽④:余市探訪「ウィスキー原酒」 [国内旅行記:北海道]

余市探訪。目的その2は、ウィスキー原酒。

着いた日から降り始めた雪は本格化し、余市は一面の雪景色となっていた。

柿崎商店を出て、交差点を曲がった先にニッカウィスキー工場がある。GWに訪れたときの緑につつまれたのどかな風景は、吹雪の中厳しく姿を変えていた。
ニッカウヰスキー工場

寒い。とにかく寒い。

寒い、とにかく寒い
一面雪景色の工場内


寒い。ハナが出る。自分が雪だるまになって行く。ん?!原酒直売場が閉まっている。ああ、このまま雪に埋もれ、あこがれの原酒にもありつくけないのか....

原酒販売所はここか?
原酒直売場が閉まっている?!



しかし、それは杞憂にすぎなかった。テイスティングバーのはずれで、原酒の販売もやっていた。ほっ。。。

テイスティングバー

ウィスキー原酒の10年ものは無料で試飲できる。もちろん味見をさせてもらった。これもかなりうまい。旨いというか、とにかく違いは香りだろう。

10年ものは無料で試飲


テイスティングコーナーには、できたてのアルコールそのもの、5年、10年、12年、15年、20年、25年がフレグランスのように試嗅(そんな言葉あるか?)できるところがある。いやぁ、すごい。25年ものの香りはまろやかというか、深いというか、豊かというか...飲んでみたい...



一方、12年ものに関しては、樽ごとに違う原酒が並べられている。

香りサンプルコーナー


そうか!!香りの元は樽の木の香りだ。と、この工場で散々説明されていたことが、ここでサンプルをクンクンして初めて理解できた。ことばは右から左で、馬の耳に東の風だったのだ。

10年物もいける。しかし、せっかくだから12年もののどれかが欲しい。できることなら25年物が欲しい。「ここでしか買えない」原酒を求めて来たのだから。

シングルカスク原酒12年


それに応えるべく、有料試飲というものがある。クンクンできるサンプルのそれぞれを有料で試飲できる。メニューを見て迷ったあげく、シングルカスク原酒12年「ウッディ&バニリック」を試した。

これだけで、400円だ。買うと180ミリ2500円だからまあ不思議ではないが、この量を目の当りにしてみると、感慨深い。先ほど激安の海鮮を喰ったばかりだ。ホッケが218円で、これが400円...ものの価格とは、マジックのようだ。それに金を払う自分。一筋縄ではいかないものだ、消費者心理、購買行動。ちなみに、心残りの25年ものはこれだけで、900円だ。

結局、自分が原酒12年「シェリー&スイート」、連れが原酒12年「ウッデイ&バニラ」と10年ものを購入した。

シングルカスク原酒12年「シェリー&スイート」
シングルカスク原酒12年「ウッディ&バニラ」



帰宅後、ちびちびやっているが、うまい。やっぱり香りがいい。

「余市ニッカウヰスキー工場のスライドショー」はこちら。

この後はバスで移動して、小樽の街に戻り、北一硝子花園店でサンドブラスト体験。すでに予約もいれてあるので、バスの時刻ははずせない。

バス停は駅前の交差点。決して田舎ではないが、停留所に屋根はなく、ベンチもない。吹雪は勢いを増し、天候のせいでバスの到着は約10分の遅れ。ちなみにこの日の天気は東京が最高気温14度。ここは氷点下。吹雪にさらされると最高気温もくそもない寒さ。10分が10時間にも感じられる。ジーザスは3年が30年に感じたらしいが....

目的は果たした、早く小樽の街へ...

to be continued...


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